【自分ごと】九死に一生を得て2年8ヶ月
小さな編集プロダクションで社長をしています。
おいおいその辺のことは書きますが、会社を立ち上げてすぐ、命の危機に遭遇し、何とか乗り越えて今があります。
改めて、人生のやり直しをしよう、そう思って生き方を模索しています。
闘病のはじまり
ことの発端は、不眠でした。
不摂生、仕事中心といった、ワークライフバランスって何?的な生き方をもう10数年続けてきて、さらに生来の医者嫌いもあり、具合悪いのなんて寝てれば治る!と信じていました。
しかし、2016年の春のこと、朝までぐっすり眠れない、横になると息苦しい、そんな日が続いていたのです。喫煙歴20年を越えるヘビースモーカー。一日一箱から二箱はゆうに吸ってしまう。
「これは、肺に何かある。肺がんか?」
そう思って、近くの肺専門医に行こうと思い立って即予約。
雨の中病院へ向かって30分。
外来で待つこと1時間。
レントゲン5分。
受診時間10分。
その結果は・・・
先生「あ、これウチじゃないね。紹介状書くので大きなところに行って。」
私「え?」
先生「肺じゃなくて心臓だもの。」
私「ふぇ?(人生初、声に出た声にならない声)」
先生「でっかいよ、普通の人の1.5倍くらいかな。」
私「お・・・はい。ありがとうございました。」
青天の霹靂とはこういうこと?
しょぼくれたまま帰路についたのを覚えている。
こうして僕と心臓とのバトルの幕は切って落とされた。